【the GEAR解散からthe GRASS GROW結成】

更新日:2021年10月17日

【the GEAR解散からthe GRASS GROW結成】

「元THE GEARのギタリストがTHE GEAR解散後に結成したバンドストーリーです。」



1992年。約5年間活動したthe GEARが解散した。

the GEAR末期は、辞めたボーカリストの代わりを求め友達づてに歌える奴を誘ってスタジオに入ったりしていたが結局、フィーリングが合わずバンド自体が上手くいかなくなり、自然消滅同然だった。


その後、僕は理想のバンドを組みたいという思いでメンバーを探していた。ベーシストには京都のモッド、K君が友達の紹介で決まっていた。後はドラマーとボーカリスト探しだった。


この時期大阪でも、60s系のイベントが行われ始めた頃で、ちょくちょく話しかけてくるやけに礼儀正しい若者がいた。

N君。さっそく新しいバンドのイメージを話し、歌わないか?と誘ったが、”自信が無いから”とあっさり断られた 。じゃあ、(冗談で)キースムーンみたいなドラムを叩けるかと聞くと、自分は叩けないが、ドラムなら叩ける友達がいると、O君を紹介してくれた。どうせならせっかくだし二人でスタジオへ来ないかと、頼み込んだ。二人ともバンド初心者で少し不安もあったけど、やっと貴重なボーカリストとドラマーを誘う事ができた。


スタジオに入ると、思っていたよりうまくいった。既に4人ともモッズシーンでは友達同士だったので、フィーリングもバッチリで文句無かった。しかも、今度のメンバーは酒豪揃いで、毎回スタジオ帰りには必ず飲みに行き、店のビールが無くなるまで飲んだ事もあった。


そんな感じで93年、大阪でthe GRASS GROWが始まった。


90年代前半、大阪のモッズシーンは、雑誌や日本のメジャーモッズ系バンドなどの影響で流行に敏感な一般的な若者にまで、ある程度は”モッズ”の認識があった様だ。80年代の様に街を歩いていても異様な目では見られる事は無くなっていた。


結成から2〜3ヶ月スタジオで練習を重ねていたら、なんの苦労もなくライブ出演の依頼が来た。

初ライブは、the GEAR時代から場慣れしていた、今は無き京都ウーピーズだった。イベント自体は当時、京都で活躍していたthe mammysの60s系パーティで、結成早々、運良く出演させてもらう事ができた。


この頃、京都で2度ライブ出演し、その翌年95年に大阪でライブする頃には、60s系のイベントでも、かなりの動員があった。この頃のバンドは、大阪のRAW BLUES QUARTET、ザ スピンドルス、名古屋のトゥイナーズ、大阪のユーゾーズや京都のチェルシー等、モッズと同時にいわゆる”和物”のGSバンドが、いくつか出現していた頃で、モッズと和物が一緒くたになったイベントが毎月何ヵ所かで行われていた。


今、自分達の音を聴くと、荒削りで、正直ヘタクソですが、90年代とはいえまだまだ情報が少なかった時代。20代そこそこの若者の汗とガッツを感じます 。


The Grass Grow "Got to Get you Off My Mind" Live at Nagoya 1995.



 

I got my Mojo Working




 

By Hiroki Yoshiyama

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