自分たちの独自のアレンジと12インチで加わったプロのアレンジ。
どのくらい変わったのか?
4曲をアレンジ前と後でつないでみました。
3曲の音源はライブからですので、音質等は当然違いますのでその点はご容赦のほど。
まずはAll Seasons
オリジナルは、中戸くんのギターのFUZZとカナちゃんのハモンドが特色ですね。 あと、中戸くんがこだわった、「な・に・も・な・い」の歌い方ですね。 12インチの方は、アコーティスティックをかぶせて、雰囲気が柔らかくなっていますね。
それと終わりの方のベースの転調が目立って聞こえます。
正直このアレンジはそこまで悪くないと個人的には思います。
皆さんはどう思いますか?
次は夜空の向こう側に
SMAPの例の曲ができる前ですよ。念の為、こちらのほうが先です。(笑)
ドラムとシンセとハモンドの音が前にでて特徴的ですね。 これはもう、D50満開ですね。D50とグランドピアノでかなりイメージが変わりました。
When I feel blue
もとの仮タイトルは、「恋はみるくてぃ」でした。 もとのバージョンはあまりキーボードが目立ちませんね。 それに比べて、12インチではキーボードがかなり全面に出ています。
海外の方からは"When I feel blue" song is devilish praiseworthy.”とお褒めいただきました。
A Rebellion to Town
マージービートの代名詞ともいえる、Rebellion to town.
当然、途中の歌詞は違います。(笑)
ベースの間奏は、アレンジ前とアレンジ後は違います。
アレンジ後、グランドピアノが前に出て、D50がフィーチャーして、松浦さんのアレンジ全開というかんじですね。このグランドピアノの部分は前日の録音では取り切れなかった部分を宿題として持ち帰られて、翌日の朝にこのアレンジになっていました。
今こうして聴いてみると、決して悪いアレンジではないと思います。 さすがプロってかんじで、よくまとめていただいています。
でも、特徴があまり無いですね。 マージービートらしさはかなり希釈されてしまいました。
「どこにでもいるポプコンに出るようなバンドの音」と、フールズメイトのレコード評で言われたのが、当たってるのは否めません。
でも、その方もAll Seasonsは褒めてくれましたが。(笑)
このアレンジが結果として後の重荷になってゆくわけです。
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