後期 Mersey Beat 幻のカセットテープ発見!

更新日:2021年7月9日

マージービート全体の活動履歴と比べると、後期マージービートの活動は限定的で短期間でした。実際は2年程度で、自分が関わった時間も、1年以下でした。 ライブの写真も4回分しかなく、また東京のJAMでのライブを入れても自分のライブの記憶は5回しか記憶がありませんでした。おそらく10回以下だと思われます。 また、その時期に書かれた曲も自分が知る限りでは4曲でした。 とはいえ、自分が最近まで覚えていたのは2曲で、それもこの間カセットが出てきてアップした音源とは違う2曲でした。 それらは、「ウォータールーの少年」と「ロシアの日曜日」という曲でした。 この間出てきたカセットの曲は、すっかり頭から消えていたのですが、そのうちの1曲は中期に作られた曲だったことを別のライブテープを聴いていて気づき、その瞬間に頭に「Spring Rain」の特徴的な出だしを思い出したのでした。

その後、当時実は自分がジャケットもコピーし、テープも買いに行ってダビングしたことを思い出し、そしてそのテープを友人が保管してくれていたので、デジタル化してロンドンまで送ってくれたのでした。




そのカセットの2曲を聞いたことで、筆者の脳内には、更に2曲のリズムと若干の歌詞が記蘇ってきたのですが、それすらかなりあやふやなものだったので、忘れてしまう前に書き留めておこうと、メモを残しました。

それが5月のことでした。

 

ウォータールーの少年:

午前7時のウォータ-ルーの駅

人混みをかけ分けて、仕事にたどり着く

イパネマの空ははるか彼方の夢

コンベヤは流れてく、ただ働く。

毎日テレビ組み立て、僅かなお金を手にする

やっとの思い出ウィークエンド、ベッドが君を待つ

きっと今頃は、あの太陽の国、青い海とサンバ、少年は夢見てる。

午前8時のウオータールーの駅、

仕事場へは向かわず、夢を追いかける

イパネマの空はたちまち君のもの。 ラッシュは過ぎてゆく、少年はもういない。

毎日テレビ組み立て、僅かなお金を手にする

やっとの思い出ウィークエンド、ベッドが君を待つ

きっと今頃はあの太陽の国、熱い君とサンバ、少年は踊ってる

君がいなくなったウォータールーの朝



ロシアの日曜日:

お金持ちはいない、社会主義に君は生まれた~

 

ロシアの日曜日などは、一節しか覚えていない状態でした。(笑) 何故、「ウォータールーの少年」をまあまあ覚えていたかですが、その訳は、「ウォータールーの少年」の曲の出来上がる過程を横で見ていて、一緒に曲作りに参加したからでした。 新しいメンバーが決まり、今までの曲を練習し、ライブを入れて行きましたがせっかく女性ボーカルが加入したので、「女性ボーカルがリードを取れる曲」を作ろうと言うことになりました。 この曲は、中戸君がボサノヴァの名曲「イパネマの娘」からのインスピレーションを膨らませ、まずギターのリフを中戸君が思いつき、そのリフからどんどん広げて行ったのです。 もともと彼の曲作りは、細かいところまでメンバーの指定するようなパターンではなく、どちらかというと「丸投げ」スタイルだったので、各メンバーはコード進行となんとなくの中戸くんの鼻歌のリズムを聞いて、練習ごとに合わせて作曲してゆくスタイルでした。 ただ、ドラムの稲田くんも、ベースの伊藤くんも、加入して日が浅いこともあり、かなり手探りで作って行き、色々意見を私にも求めていたほどでした。伊藤くんはかなり無茶振りされていて、「チョッパーで弾け」とか、「そこ、サンバのイメージで!」とか中戸君から投げられて、かなり試行錯誤していたようでした。 ある程度曲ができあがった練習の日、中戸君が歌詞カードを人数分コピーして持ってきました。 歌詞カードには、ウォータールー駅に関するウンチク(通勤の朝の混雑がひどいなど)が書いてありました。そのために記憶に残っていたのだと思います。 もう1曲は、自分がバンドを離れたあとにキーボードのカナちゃんが送ってくれたテープに入っていた曲です。何度も聞いて、中戸くんらしい政治的で風刺の効いた、でも以前のように攻撃的ではない歌詞と、きれいなメロディが印象的でした。 自分は送ってもらったテープをイギリスに持参したつもりでしたが、30数年の時間の間に一体どこに行ったかわからなくなっており、何度も探したのですがやはり見つからず、忘れないうちに家にあるピアニカでメロディを奏でて録音しようか?などと思ったりしていました。 ところがです。いろいろな事が重なり、ひょんなことから先般UPした2曲と上記2曲が入ったテープが発見されました。 録音は2度にわたって大阪のSTUDIO Aで録音されました。 1回めが1988年5月28日 このときの録音が以下の2曲です。 (以前UPしたものより音質が良くなっています。) Spring Rain

言葉なんていらない

 

そして2回めが、1988年10月29日でした。 以下がその2曲です。 Waterlooの少年

ロシアの日曜日

 

自分のうろ覚えの歌詞がいかに間違っていたかをお笑いいただければ幸いです。 それにしても、本当にこの2曲が見つかりとても良かったです。大変嬉しい限りです。 テープの存在をご連絡くださり、ご供与いただいた方に、心から感謝いたします!

なお、その他のオーディエンス音源も探しておりますので、お持ちの方はぜひお声おかけくださいませ。 By: 鈴木博之 以下はマージービート音源のプレイリストのURLです。


 

マージービート全集



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