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The Collectorsの大阪電撃作戦

The Collectorsの大阪電撃作戦

By 片寄明人


MyLife'sAJigsaw編集人MASAQU the MOD!さんのご厚意により転載させていただきます。 片寄明人さんの寄稿記事を文字起こししました。

 

我等がCollectorsは1986年8月2日大阪Candy HallでLIVEを行うために、8月1日東京を出発した!!


期待に心を踊らせ弁当におなかをふらませた、ボーカルの加藤サンを含む5人は大阪駅に無事たどり着いた。BASSのカッちゃんは一足先に、Drの田巻さんGの平井さんは車で一日遅れで到着の予定だ。



大阪MODSが出迎えてくれるはずが姿がない。

待ちくたびれた僕らの目の前を小走りに、やってきたのは大阪MODSのBOSS戸高サンである。続いてMOD the ミッシェル(仮名加藤氏の命名:佃君)息を切らせるだけで何の話も進まない。

話はとにかくCaféに行ってからだ。

やけに歩くのが早いBOSS達に続き僕等はアマンドがヤクザに占領されたようなCaféに入った。

何故だろう加藤サンは笑いをこぼしている。


MODSについて質問を受ける加藤サン。二時間を超える話に一行はややゲッソリ。「汚くて臭い大阪」と、言うBOSSの言葉が頭の中でサイケデリックに渦巻く僕等はホテル関西へと急いだ・・・・・・・。



 翌日、待ちに待った「KIDS OVER PARTY」の始まりだ。

メンバーも揃い、リハーサルから迫力を見せつけるCOLLECTORS.対バンは、MORLET’S CIAO, THE CHESS, EDUCATION, CHELSEA(EX MODERNS), MERSEY BEATのメンバーも見守る中、「僕はコレクター」が平井さんのギターで始まった。 



大阪MODSの乗りと、ダンスは恐ろしい。僕は突き飛ばされ、ステージの隅においやられた。気狂いのように踊り、平井さんのギターをかきむしるkids達。顔の傷から血を流して歌いまくる加藤サン。最高に素晴らしいドラムを聞かせ貫禄の田巻さん。


最後の「僕のタイムマシン」まで、圧倒的なパワーを見せつけた。

メンバーの消えたステージ前で、「スゲエ!」との声があちこちで聞かれたのは当然の事だった。


先立ってのBLUE HEARTS、LONDON TIMESの大阪ツアーに続いて、今回のコレクターズ。強力な東京のバンドを続けざまに見た大阪のMODSの人々は大いに感動してくれた。後、大阪MODSが待ち望むのはTHE ACE (EX, B.B.B.)の大阪公演だそうなので、”江口さん”ガンバってくださいね!

 翌日、僕らは大阪MODSの話題で超盛り上がりを見せつつ、神戸を回り京都から東京へ帰ってきました。大阪MODSの皆さん、ミッシェル(佃君The Gear)だの、プワプワ(田中くん The Hair)だの、大阪山森(吉山君 The Gear)、大正カメラマン(内田くん?)だの、勝手に名前を付けてすみません。


 それからみんな、GとBが変わって強力になった新生コレクターズをよろしくネ!

(片寄君の原稿を一部訂正すると共に、タイトルを付けさせていただきました。MyLife'sAJigsaw編集部)


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