Saturday's Kidsの記念すべきイベントは第一回目のクリスマスパーティーでした。 この日が実質Saturday's Kidsの始まりでしたね。 「さらば青春の光」でサンドラのパーティーってあるやん。あんなパーティー俺もやりたいねん。」
Saturday's Kidsのクリスマスパーティーは、Saturday's Kids創設メンバーとイッチュウの熱い思いを実現させた記念すべき第一回目のライブパーティーでした。
彼とメンバーはパーティーにマージービートを招き、演奏曲までリクエストしてパーティーにふさわしい曲までリクエストしていました。
まずは会場探しも大変だったはずです。 (自分はこの時会場探しなどのお手伝いが出来ませんでした。) 最大30人~50人程度が集まれ、貸し切りで音楽かけてバンドが生演奏できるところがある場所・・・。 アコースティックの弾き語りならいざしらず、ドラムセットもある場所で昼間から音も出せる場所・・・でも、見つけてきました。(彼かメンバーかは不明) 長堀通沿いの+1(プラスワン)という、洋風酒場件イベントスペースのお店でした。 さらに、この日に合わせて、SKのピンバッジと、ステッカーもメンバーたちが製作、発注しました。クリスマスプレゼントで、来場者に配ったのかどうかは定かではありませんが、
そんな感じだったようです。
ピンバッジ、とステッカー(これはハガキですが同じデザイン)
1985年12月某日、午後3時前。 お店に続々とSaturday's Kidsやその友人達、関西MODたちが集結しました。 自分もこの日に備えて、デコレーションしたVESPAでイッチュウと一緒に乗り付けました。
続々と集まる友人たち。
程なくDJイッチュウの選んだ曲をまとめたカセットから音楽が流れ出しました。
最初は照れもあり、すぐに踊りだすって感じではなく、話しながら酒のんで周りを見ながらどのタイミングで踊りだそうか?って数曲は皆様子見の感じでしたが、そのときはいきなりやって来ました。
それはSpecialsの"Monky Man"が流れたときでした。
一気にみんながフロアーに繰り出して踊りだしました!
「アイアイアイ~アイアイアイ~」ってな感じで歌いながらモンキーダンス!
そうなると皆もう火が着いたように止まらない。また、イッチュウの選曲もダンスナンバーの連続で、フロアーのボルテージは最高に達しました。
そして待ちに待った、マージービートの登場!
会場の興奮はさらにヒートアップ、最高潮ボルテージのままで疾風怒濤のように50分ほどのライブは過ぎてゆきました。(途中のバラードでは少しクールダウンしましたが、最後のSlow Downはヤバかったです。) マージービートライブ音源。メンバーは中戸、山本、花石+ブラスの方々。 あの狭いステージで、よくコケずに、ぶつからずに演奏いただいたと、恐縮しきりです。
なお、ライブ終わりの方のHeat Waveの一部のボーカルと、終了後に入っている音声は、マージービートによるものではありません。 いくらなんでも、Everybody FuXX Offとは言いません。(笑) これはSaturday's Kidsの若頭によるものだと思われます。(爆) その後もまたDJタイム。マージービートの連中と一緒に踊りまくった、 めちゃくちゃ楽しい1日でした。 会場ではノリすぎて、天井から吊ってあった照明を壊してしまったり、壁を拳で抜いてしまったり(笑)その費用は後ほどしっかりお店から請求されたのでした。
3時間踊りどおしで汗かきまくってそのまま着替えずにスクーターで帰ったので、翌日は大風邪引いてしまい、次の日の仕事は最悪でした。これ以降どんなライブにゆくときも着替えは常に持ってゆくようにしました。(笑)
それまではライブハウスの企画などで好みのバンドのライブに参戦することしか無かったのですが、このライブパーティーは、初めて自分たちSaturday's Kidsが企画し、作り上げた自分たちのための遊び場、ライブパーティでした。
MODS MAYDAYのように、自分達の為だけの遊び場、初めて自分たちの好みの音楽のみのライブパーティを作り上げることが出来た喜びで、Saturday's Kidsメンバーの喜びもひとしおで、爆発して弾けまくっていました。
(そういうわけで、マイクパフォーマンスも炸裂したわけです。)
そして、このクリスマスパーティーの大成功が、その後のKid's Over Partyにつながってゆきました。
おまけとしては、図らずしもこのイベントがきっかけで、年長古参MODのM氏はSaturday's Kidsから離れてゆかれました。若者たちのパワーに当てられたためでしょうか?(実はマージのライブの後に、ドラムセットの椅子に座って音楽に合わせて手でスネアを叩き出したことが、一部の鉄砲玉連中に大顰蹙を買い、「うっとおしいんじゃー」などと言われたことで傷つかれたのかもしれません。この場を借りてお詫び申し上げます。其の節は失礼いたしました。若さゆえの事とご理解くださいませ。)
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